Biome の個人スポンサーになりました。月 5 ドルの tier で支援しています。
💖 I'm sponsoring @biomejs https://t.co/vS8bStkDLx
— Hirotaka Miyagi (@MH4GF) January 26, 2024
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Biome と私
Biome は、Rust で開発されている JavaScript プロジェクト向けのツールチェインを提供するプロジェクトです。自分は 2023 年 12 月ごろから触り始めていました。以下の Zenn スクラップはその時のメモです。
いくつかのプロジェクトで使ってみており、その速度にすぐさま虜になりました。このブログでも Linter, Analyzer, Formatter として使っています。以下は設定ファイルです。
pnpm format
で自動修正できるようにしていますが、今適当に試してみると 93 ファイルを 15ms で修正できています。あまりにも速いので、個人的には好みではなかった lint-staged を設定しても良いかも、とも思い始めています。
まだ Experimental のルールですが、tailwindcss クラスのソートを行うルールがリリースされたため早速有効化したりもしています。
細かいドキュメントの修正 PR も出したことがありました。
Biome に期待していること
ESLint や Prettier を Biome 一つに置き換えられると理想ですが、自分のユースケースでは現状全てを代替することはできていません。
Prettier は取り急ぎアンインストールし Biome に置き換えて運用できていますが、Markdown や CSS などサポートされていない言語もまだまだ多いです。これらのファイルをフォーマットしたい時は、 Prettier の VSCode 拡張でフォーマットする形でお茶を濁しています。
ESLint については利用したいルールがまだ Biome に移植されていないことも多いので、現状は併用する形で運用しています。Biome のアップデートに伴いルールが追加されていくため、それらを見つつ ESLint 側で無効化したりしています。
上記で挙げた言語サポート・プラグイン機構・ルールの移植については、 全て Biome のロードマップで取り上げられています。
プラグイン機構については最近 GitHub Discussions で RFC の議論が始まっています。
どれも楽しみで応援したくなりますね。
おわり
Biome に個人スポンサーという形で支援した話でした。
隙を見てコードでもコントリビュートしていきたいですね。Rust の勉強頑張ろう。